電気科学技術奨励賞についてAwards
電気科学技術奨励賞とは
募集規定
対象者 | 電気科学技術分野に関する発明、研究・実用化、ソフトウェア開発、教育等で優れた業績を上げ、原則として職歴5年以上を有する方。 |
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募集部門 | 電力・エネルギー分野、産業・交通分野、家電・民生機器及びエレクトロニクス分野、情報・通信分野、教育分野。 |
贈賞 | ●電気科学技術奨励賞 賞状、記念楯(雷神像青銅板入)、助成金を贈賞。(昨年度23件) ●文部科学大臣賞 全受賞者の中から特選1件に贈賞。 ●電気科学技術奨励会会長賞 全受賞者の中から準特選1件に贈賞。 |
締切 | 令和6(2024)年6月28日(金)必着(毎年、原則として6月末締切) |
受賞発表 | 令和6(2024)年10月上旬 |
応募方法 | 本サイトより推薦書用紙をダウンロードして頂き、郵送にてご応募下さい。 |
これまでの受賞者
令和6年度(第72回)までの授賞件数・受賞者数
- 授賞件数1,958件
- 受賞者数4,460名
令和6年度(第72回)の授賞件数は26件、68名が受賞されました。
- ●令和6年度 文部科学大臣賞
- 日本電気株式会社
「医療大規模言語モデルの研究開発と実用化」
- ●令和6年度 電気科学技術奨励会会長賞
- 株式会社 明電舎、明電システムソリューション株式会社
「危険感受性向上に効果があるバーチャル・リアリティ技術を使用した安全体感教育の推進」
これまでの受賞者リスト
- 第72回電気科学技術奨励賞受賞者名簿
- 第71回電気科学技術奨励賞受賞者名簿
- 第70回電気科学技術奨励賞受賞者名簿
- 第69回電気科学技術奨励賞受賞者名簿
- 第68回電気科学技術奨励賞受賞者名簿
- 第67回電気科学技術奨励賞受賞者名簿
- 第66回電気科学技術奨励賞受賞者名簿
- 第65回電気科学技術奨励賞受賞者名簿
- 第64回電気科学技術奨励賞受賞者名簿
- 第63回電気科学技術奨励賞受賞者名簿
- 第62回電気科学技術奨励賞受賞者名簿
- 第61回電気科学技術奨励賞受賞者名簿
- 第60回電気科学技術奨励賞受賞者名簿
- 第59回電気科学技術奨励賞受賞者名簿
- 第58回電気科学技術奨励賞受賞者名簿
- 第57回電気科学技術奨励賞受賞者名簿
- 第56回電気科学技術奨励賞受賞者名簿
- 第55回電気科学技術奨励賞受賞者名簿
- 第54回電気科学技術奨励賞受賞者名簿
- 第53回電気科学技術奨励賞受賞者名簿
- 第52回電気科学技術奨励賞受賞者名簿
- 第51回電気科学技術奨励賞受賞者名簿
- 第50回電気科学技術奨励賞受賞者名簿
- 第49回電気科学技術奨励賞受賞者名簿
- 第48回電気科学技術奨励賞受賞者名簿
- 第47回電気科学技術奨励賞受賞者名簿
- 第46回電気科学技術奨励賞受賞者名簿
- 第45回電気科学技術奨励賞受賞者名簿
第72回電気科学技術奨励賞受賞作 内容紹介
受賞作の内容(概要)は詳細をご覧ください。
電気科学技術奨励賞並びに文部科学大臣賞[1件]
「医療大規模言語モデルの研究開発と実用化」
日本電気株式会社 | 辻川 剛範 |
日本電気株式会社 | 宇野 裕 |
日本電気株式会社 | 久保 雅洋 |
電気科学技術奨励賞並びに電気科学技術奨励会会長賞[1件]
「危険感受性向上に効果があるバーチャル・リアリティ技術を使用した安全体感教育の推進」
株式会社 明電舎 | 林 伸行 |
明電システムソリューション株式会社 | 横山 重貴 |
株式会社 明電舎 | 仁田 武志 |
電気科学技術奨励賞[24件]
「全国初の電動スクールバスの実証による地域の低炭素化、エネルギー地産地消、強靭化の取り組み」
熊本大学大学院 | 松田 俊郎 |
熊本大学大学院 | 木山 真人 |
「150kW 走行中ワイヤレス給電の研究」
株式会社 本田技術研究所 | 勝谷 仁 |
「酸素処理適用ボイラにおける「パウダースケール除去」、「給水中の鉄分析」、「パウダースケール抑制」技術の確立」
四国電力株式会社 | 米澤 和男 |
「透明導電フィルム「FineX」の開発」
パナソニック インダストリー株式会社 | 山田 博文 |
パナソニック インダストリー株式会社 | 長島 奨 |
パナソニック インダストリー株式会社 | 永吉 竜治 |
「分身ロボット「OriHime」を用いた外出困難者の遠隔接客に関する実証実験」
株式会社 ジザイエ | 武内 一晃 |
神奈川工科大学 | 山崎 洋一 |
株式会社 オリィ研究所 | 吉藤 健太朗 |
「画素並列信号処理3次元構造イメージセンサーの開発」
日本放送協会 | 後藤 正英 |
日本放送協会 | 本田 悠葵 |
「視聴時にミキシング可能なオブジェクトベース音響サービスのためのメタデータの開発と標準化」
日本放送協会 | 大出 訓史 |
日本放送協会 | 久保 弘樹 |
日本放送協会 | 岩崎 泰士 |
「核融合炉向け増殖ブランケットの開発」
東芝エネルギーシステムズ株式会社 | 滝脇 賢也 |
「電気鉄道用直列補償型回生蓄電システムの開発と実用化」
東芝インフラシステムズ株式会社 | 野木 雅之 |
株式会社 東芝 | 真木 康次 |
東芝ITコントロールシステム株式会社 | 田中 彰 |
「活線ケーブルを収容した管路内への通線工法の開発および実用化」
東京電力パワーグリッド株式会社 | 吉本 正浩 |
株式会社 エステック | 椙島 正樹 |
芦森工業株式会社 | 東 克彦 |
「電力系統における周波数品質の向上と調整力運用コストの低減の双方を実現する広域負荷周波数制御方式の開発」
一般財団法人 電力中央研究所 | 徳光 啓太 |
一般財団法人 電力中央研究所 | 天野 博之 |
「様々な台車を安全かつ効率的に搬送する協調搬送ロボットの開発と実用化」
日本電気株式会社 | 吉田 裕志 |
日本電気株式会社 | 安田 真也 |
日本電気株式会社 | 熊谷 太一 |
「数百台規模のカメラから対象人物を0.01秒で高精度に追跡する映像分析技術の開発と実用化」
日本電気株式会社 | 山崎 智史 |
日本電気株式会社 | 劉 健全 |
日本電気株式会社 | 高橋 祐介 |
「ミリ波センシング技術によるプライバシーに配慮した複数人の同時見守り技術の開発と実用化」
富士通株式会社 | 紺野 剛史 |
富士通株式会社 | 吉岡 隆宏 |
富士通株式会社 | 井手 健太 |
「AIによるソフトウェア構造の自動分割技術と可視化技術による、社会基盤システムの近代化を可能にするソフトウェア地図の実現」
富士通株式会社 | 小林 健一 |
富士通株式会社 | 矢野 啓介 |
Fujitsu Consulting India Private Limited | 上村 学 |
「需給ミスマッチを解消してSDGsを達成するAI需要予測技術の開発と実用化」
富士通株式会社 | 渡部 勇 |
富士通株式会社 | 神尾 健一 |
富士通株式会社 | 佐藤 祐介 |
「野菜の鮮度保持用LEDライトを搭載した新型冷蔵庫の開発」
北海道電力株式会社 | 原田 和夫 |
ハイアールアジアR&D株式会社 | 星野 仁 |
「自動電圧調整器用新吸湿材の開発」
北海道電力株式会社 | 辻野 二朗 |
北海道電力株式会社 | 松浦 清隆 |
北海道電力株式会社 | 藤原 大作 |
「超薄型・高効率ヘッドライトを実現するRIR光学技術の開発と実用化」
三菱電機株式会社 | 諏訪 勝重 |
三菱電機株式会社 | 桑田 宗晴 |
三菱電機モビリティ株式会社 | 今儀 潤一 |
「プリント基板穴あけ用レーザ加工機向けトランスレス高周波高電圧インバータ技術」
三菱電機株式会社 | 五十嵐 弘 |
三菱電機株式会社 | 岩蕗 寛康 |
三菱電機株式会社 | 久留島 宏 |
「電鉄・電力システムの安定稼働を支えるパワーデバイスの耐湿環境性能の向上」
三菱電機株式会社 | 増岡 史仁 |
三菱電機株式会社 | 附田 正則 |
三菱電機株式会社 | 久野 みさと |
「幼児の言語発達を支援する個別最適化した絵本の考案と実用化」
日本電信電話株式会社 | 小林 哲生 |
日本電信電話株式会社 | 中根 愛 |
日本電信電話株式会社 | 樋口 大樹 |
「光通信網の普及拡大と環境負荷低減に寄与する細径高密度光ファイバケーブルの実用化」
日本電信電話株式会社 | 山田 裕介 |
東日本電信電話株式会社 | 鉄谷 成且 |
日本電信電話株式会社 | 松井 隆 |
「テラヘルツ波の産業活用に向けた300GHz帯増幅ICモジュールの研究開発と実用化」
日本電信電話株式会社 | 濱田 裕史 |
日本電信電話株式会社 | 徐 照男 |
日本電信電話株式会社 | 武藤 美和 |
電気科学技術奨励賞 贈呈式
第72回 電気科学技術奨励賞贈呈式を開催しました
公益財団法人電気科学技術奨励会主催の第72回電気科学技術奨励賞贈呈式が、去る11月22日(金)に東京神田の学士会館において開催されました。
1. 開催概要
第72回電気科学技術奨励賞には、多数の機関・団体から受賞候補者のご推薦を頂き、53件、135名の応募が寄せられました。9月13日(金)に行われた最終審査委員会において、受賞候補の中から26件、68名の電気科学技術奨励賞受賞者を決定しました(第72回電気科学技術奨励賞受賞者名簿)。
全受賞者の中から、「医療大規模言語モデルの研究開発と実用化」(日本電気株式会社)が特選1件として選ばれ、文部科学大臣賞に輝きました。さらに、特選に次ぐ1件として、「危険感受性向上に効果があるバーチャル・リアリティ技術を使用した安全体感教育の推進」(株式会社 明電舎、明電システムソリューション株式会社)が電気科学技術奨励会会長賞に選ばれました。
今回の受賞者を加え、第1回から第72回までのトータル受賞件数は1,958件、受賞者数は延べ4,460名に達しております。
本奨励賞の贈呈式について、令和2~4年の3年間(第68回、第69回、第70回)は、新型コロナウイルス感染症の影響を考慮し、ご出席者を絞った形での式典とさせて頂き、また、贈呈式後の祝賀パーティーについては、飲食を伴うことから開催致しませんでした。
昨年(令和5年)の第71回では、新型コロナウイルス感染症が5類に移行したことに伴い、受賞者に加え、受賞者のご家族と来賓を贈呈式に招待致しました。また、贈呈式後の祝賀パーティーも4年ぶりに開催致しました。
昨年に引き続き、今年(第72回)の贈呈式も、受賞者に加えて受賞者のご家族と来賓を招待し、贈呈式後の祝賀パーティーも開催致しました。
2. 贈呈式レポート
秋も深まった11月22日(金)、第72回電気科学技術奨励賞贈呈式が、東京の学士会館にて午後4時に開会しました。
式典ではまず、当会の日髙邦彦会長が式辞を述べ、さらに審査委員会委員長として審査結果の報告を行いました。
次に、受賞者全員に電気科学技術奨励賞の賞状と雷神像の楯、副賞(賞金)の贈呈があり、引き続いて文部科学大臣賞の贈呈、電気科学技術奨励会会長賞の贈呈と進みました。
各賞の贈呈の後、来賓の祝辞(文部科学省研究振興局長、総務省国際戦略局長、国土交通省大臣官房技術総括審議官、経済産業省資源エネルギー庁長官)が披露されました。
その後、全受賞者を代表して、文部科学大臣賞受賞の日本電気株式会社の辻川剛範氏が答辞を読み上げました。続いて、辻川氏により、大臣賞受賞作の内容が解説されました。
文部科学大臣賞受賞作の解説をもって、贈呈式は滞りなく終了しました。
贈呈式会場
会場受付に展示された記念楯
式辞を述べる日髙会長
奨励賞受賞を祝して壇上にて記念撮影
文部科学大臣賞の贈呈
電気科学技術奨励会会長賞の贈呈
文部科学省研究振興局長祝辞
(代読・水野浩太 文部科学省研究振興局 振興企画課 奨励室長)総務省国際戦略局長祝辞
(代読・松井正幸 総務省国際戦略局 技術政策課長)国土交通省大臣官房技術総括審議官祝辞
(代読・村上崇 国土交通省総合政策局 技術政策課 技術開発推進室長)経済産業省資源エネルギー庁長官祝辞
(代読・中富大輔 経済産業省資源エネルギー庁 電力・ガス事業部
電力基盤整備課 電力供給室長)受賞者代表による答辞
文部科学大臣賞受賞作の内容解説
贈呈式終了後、午後5時50分より、祝賀パーティーが、昨年に引き続き、受賞者(同伴者を含む)と来賓を交えて開催されました。
祝賀パーティーは、横山明彦理事長の開会の挨拶と乾杯の音頭でスタートしました。贈呈式の厳粛さとは一変し、和やかな雰囲気の中で参加者の懇談が進みました。午後7時10分頃、坪井裕副会長により中締めが執り行われ、盛会のうちに終了しました。
110余名を数えた参加者は、それぞれ思い思いに歓談され、同伴者ともども受賞を喜び合いました。
公益財団法人電気科学技術奨励会は、電気科学技術奨励賞を主事業として、今後も次世代を担う電気科学技術を支える研究者、技術者、教育者の顕彰と支援を行い、また内閣府および文部科学省の傘下にあって科学技術立国を目指す人材の育成を通して社会貢献に努めてまいりたいと存じます。
横山理事長による祝賀パーティー挨拶
祝賀パーティー風景
坪井副会長による中締め
未来の研究者・技術者の育成のために
電気科学技術奨励学生賞とは
概要
電気科学技術奨励学生賞は、日本国内で開催される国際会議において、優秀な論文を発表した大学院生・大学生を対象に顕彰します。主に電気系5学会(電気学会、電子情報通信学会、情報処理学会、映像情報メディア学会、照明学会)のご推薦をいただきながら、毎年10人程度を上限に賞状と研究助成金を贈呈するものです。なお、電気系5学会以外の学生が参加を認められている電気関連国際会議がありましたらご紹介いただきたいと存じます。

これまでの受賞者
年度(回数) | テーマ | 表彰人数 |
---|---|---|
平成30年度 (第13回) |
ディスプレイ国際ワークショップ(IDW '18) | 2件、2名 (国内の学生2名) |
平成30年度 (第12回) |
パワーエレクトロニクスに関する国際会議 (IPEC-Niigata 2018) |
5件、5名 (国内の学生2名、海外の学生3名) |
平成29年度 (第11回) |
ディスプレイ国際ワークショップ(IDW '17) | 2件、2名 (国内の学生1名、海外の学生1名) |
平成28年度 (第10回) |
電気機器及びシステムの分野における国際会議 (ICEMS 2016) |
8件、8名 (国内の学生5名、海外の学生3名) |
ディスプレイ国際ワークショップ(IDW '16) | 1件、1名 (国内の学生1名) |
|
平成27年度 (第9回) |
ディスプレイ国際ワークショップ(IDW '15) | 1件、1名 (国内の学生1名) |
平成26年度 (第8回) |
ディスプレイ国際ワークショップ(IDW '14) | 2件、2名 (国内の学生1名、海外の学生1名) |
パワーエレクトロニクスに関する国際会議 (IPEC - Hiroshima 2014) |
3件、3名 (国内の学生2名、海外の学生1名) |
|
平成25年度 (第7回) |
ディスプレイ国際ワークショップ(IDW '13) | 2件、2名 (国内の学生1名、海外の学生1名) |
平成25年度 (第6回) |
ソフトウェアプロダクトラインに関する国際会議(SPLC) | 3件、3名 (国内の学生1名、海外の学生2名) |
平成24年度 (第5回) |
電気機器及びシステムの分野における国際会議(ICEMS) | 4件、4名 (国内の学生3名、海外の学生1名) |
平成24年度 (第4回) |
民生用電子技術に関する国際会議(IEEE GCCE 2012) | 5件、5名 (国内の学生3名、海外の学生2名) |
平成23年度 (第3回) |
誘電・絶縁材料に関する国際会議(ISEIM 2011) | 10件、10名 (国内の学生4名、海外の学生6名) |
平成22年度 (第2回) |
パワーエレクトロニクスに関する国際会議 (IPEC-Sapporo 2010) |
10件、10名 (国内の学生5名、海外の学生5名) |
平成21年度 (第1回) |
電気機器及びシステムの分野における国際会議(ICEMS) | 9件、9名 (国内の学生6名、海外の学生3名) |
平成21年〜平成30年までの学生賞受賞者分布

●国内外の国別受賞者数
(平成30年5月31日 現在)
- 日本 34名
- 中国 6名
- アメリカ 3名
- スウェーデン 2名
- マレーシア 3名
- フランス 1名
- オランダ 1名
- デンマーク 1名
- バングラデシュ 1名
- タイ 1名
- ベトナム 1名
- フィリピン 1名
- 台湾 1名
- 韓国 1名
- ドイツ 2名
- インドネシア 1名
●国内の都道府県別受賞者数
(平成30年5月31日 現在)
- 東京 14名
- 大阪 5名
- 愛知 3名
- 新潟 3名
- 宮城 1名
- 岐阜 1名
- 広島 1名
- 福岡 1名
- 長崎 2名
電気科学技術奨励学生賞 贈呈式
平成30年度電気科学技術奨励学生賞の贈呈式を開催(IDW'18での優秀論文)
IDW'18(The 25th International Display Workshops:ディスプレイ技術分野の国際ワークショップ)が平成30年12月12日より14日まで、名古屋国際会議場(愛知県名古屋市)で開催されました。当法人は、このワークショップで優秀な論文を発表した主として国内外の大学院生に対して、賞状及び研究助成金を贈呈しています。今回のワークショップでは、日本の大学院生2名が平成30年度電気科学技術奨励学生賞を受賞されました。
贈呈式は、平成31年3月12日(火)に東京都港区芝公園の機械振興会館会議室において実施されました。同賞の今回の受賞者として、東京大学大学院 平木剛史氏と筑波大学大学院 富田洋文氏の2名が選出されました。贈呈式には平木剛史氏の指導教官の苗村健教授も出席し、賞状と研究助成金の授与にも立ち会われ、表彰を祝っておられました。
なお、平木氏の研究テーマは、可視光通信プロジェクタにおいて、ハードウェア符号化を用いることで高画質とインタラクティブな情報更新を両立させる手法に関するもの、富田氏の研究テーマは、静電気力を用いた触覚ディスプレイにおける触覚強度のモデル化に関するものでした。
平木剛史氏への贈呈
富田洋文氏への贈呈
平成30年度 電気科学技術奨励学生賞 受賞者の声
この度は、IDW'18における発表について電気科学技術奨励学生賞を頂くことができ、非常に光栄でございます。
本論文を査読、評価して頂いたIDW関係者の方々並びにご推薦頂いた映像情報メディア学会、そして奨励会関係者の方々に厚く御礼申し上げます。また、本研究を進めるにあたり熱心かつ丁寧な御指導を賜りました苗村健教授に深く感謝致します。
今後も、電気科学技術分野の発展に寄与できるよう、研究活動に邁進していきたいと考えております。
誠にありがとうございました。
東京大学大学院
情報理工学系研究科 電子情報学専攻
平木剛史

平成30年度 電気科学技術奨励学生賞 受賞者の声
この度はIDW'18にて電気科学技術奨励学生賞を受賞させて頂きありがとうございます。また、本論文を査読及び評価し、栄誉ある本賞に推薦していただいた関係者の方々にも心から感謝申し上げます。
本賞の受賞で得られた研究に対する自信を今後の研究に活かすと共に、研究テーマである「触覚ディスプレイ」の発展に貢献できるよう日々努力していきます。
最後に、本賞に至るまでに助言を頂いた指導教員の高橋伸准教授を始めとする共著者の皆様には感謝致します。本当にありがとうございました。
筑波大学大学院
システム情報工学研究科 コンピュータサイエンス専攻
富田洋文

平成30年度電気科学技術奨励学生賞の贈賞式を開催

平成30年度電気科学技術奨励学生賞として、IPEC-Niigata 2018(2018 International Power Electronics Conference, IPEC-Niigata 2018 -ECCE Asia- : パワーエレクトロニクスに関する国際会議)が平成30年5月20日より24日まで、ANAクラウンプラザホテル新潟(新潟県・新潟市)で開催された。この会議は電気学会産業応用部門主催のIPECとして、日本、韓国、中国の電気学会の共催により各国持ち回りで開催されている。2018年は日本が開催国であった。
当法人は、この会で優秀な論文を発表した主として国内外の大学院生に対して、賞状及び研究助成金を贈呈している。今回は日本の大学院生2名(長岡技術科学大学、東京理科大学)、インドネシアの大学院生1名、中国の大学院生1名、アメリカの大学院生1名の計5名が受賞された。
贈賞式は、5月24日(木)19:00から行われたバンケットの会場で、論文委員長の宇都宮大学・船渡寛人先生の紹介で、全員が壇上に参集し、賞状と研究助成金を受け取った。会場は総立ちになり、バンケット会場には歓声と拍手がこだまし、若者に喜びのエールが送られた。
バンケット風景(参加者は約1,000名)
賞状の授与
表彰者リストの紹介
平成30年度 電気科学技術奨励学生賞 受賞者の声
この度は、IPEC-Niigata 2018にて電気科学技術奨励学生賞という栄誉ある賞を頂きまして、誠に光栄でございます。
本論文の査読、評価をしてくださったIPEC関係者の方々並びに奨励会関係者の方々に御礼申し上げます。また、本研究の第一著者である近藤健史氏、第二著者である稲葉豪氏、及び熱心かつ丁寧なご指導を頂きました小泉裕孝教授らに深く感謝致します。
今後とも電気科学技術分野の発展に少しでも寄与できるよう、日々研究に邁進していく所存でございます。
改めまして、ありがとうございました。
東京理科大学大学院
工学研究科 電気工学専攻
酒井義知

平成29年度IDW'17(ディスプレイ国際アジア地区合同ワークショップ)贈賞式
一般社団法人 映像情報メディア学会(会長・川添雄彦氏)主催のIDW'17の贈呈式が、6月5日(火)、6月6日(水)に東京都港区芝公園の機械振興会館会議室において実施されました。同賞の今回の受賞者は千葉大学大学院 梁壮氏と神奈川工科大学 金澤宏介氏の2名が選出されました。6月5日(火)の授賞式には梁壮氏の指導教官の小林範久教授が、また6月6日(水)の金澤宏介氏の授賞式には指導教官の奥村万規子教授も出席し、賞状と研究助成金の授与にも立会われ表彰を祝っていました。
なお、梁氏の研究テーマは、電子ペーパーのカラー化に関する内容のもの、さらに金澤氏の研究テーマは、ラインディスプレイの点滅制御の最適化に関するものでした。
平成29年度 電気科学技術奨励学生賞 受賞者の声
この度は、IDW’17において電気科学技術奨励学生賞を受賞させて頂き、非常に嬉しく、光栄に存じております。
本賞に推薦および選考を頂いた関係者の皆様に厚く御礼申し上げます。また、研究を進めるにあたり、ご指導を賜りました本研究室の小林範久教授および中村一希准教授に深く感謝いたします。
今後は、本研究のテーマである、フルカラー表示の電子ペーパーの実現を目標として、より一層研究を進めるとともに、電気科学分野の発展に少しでも貢献できるよう頑張りたいと考えております。
千葉大学大学院
融合科学研究科 情報科学専攻
梁 壮

平成29年度 電気科学技術奨励学生賞 受賞者の声
この度は、電気科学技術奨励学生賞という名誉のある賞を頂き、誠に光栄に思います。このような名誉のある賞を頂けるというのは、努力が報われた瞬間と言っても過言ではなく、研究の励みになり、今後の活動にも意欲が湧いてきます。
本研究を高く評価して下さった電気科学技術奨励会や映像情報メディア学会関係者の皆様に厚く御礼を申し上げます。
研究を進めるにあたり、親身になって指導してくれた奥村教授や貴重なご意見を下さった教授方には深く感謝致します。また、協力してくれた同期や後輩に改めて感謝致します。誠にありがとうございました。
神奈川工科大学大学院
工学研究科 電気電子工学専攻
金澤宏介
