電気科学技術奨励賞についてAwards

電気科学技術奨励賞とは

募集規定

対象者 電気科学技術分野に関する発明、研究・実用化、ソフトウェア開発、教育等で優れた業績を上げ、原則として職歴5年以上を有する方。
募集部門 電力分野、産業・交通分野、民生機器分野、情報・通信分野、教育分野。
贈賞 ●電気科学技術奨励賞
賞状、記念楯(雷神像青銅板入)、助成金を贈賞。(昨年度33件)
●文部科学大臣賞
全受賞者の中から特選1件に贈賞。
●電気科学技術奨励会会長賞
全受賞者の中から準特選1件に贈賞。
締切 平成30年6月29日(金)必着(毎年、原則として6月末締切)
受賞発表 平成30年10月中旬
応募方法 特定推薦書用紙を使用し、郵送にてご応募下さい。

これまでの受賞者

平成29年度(第65回)までの授賞件数・受賞者数

  • 授賞件数1,805
  • 受賞者数4,045

平成29年度(第65回)の授賞件数は33件、85名が受賞されました。

●平成29年度 文部科学大臣賞
パナソニック セミコンダクターソリューションズ株式会社、パナソニック・タワージャズセミコンダクター株式会社「FeRAM内蔵非接触ICカード量産化に貢献した強誘電体メモリの開発と実用化」
●平成29年度 電気科学技術奨励会会長賞
東京電力ホールディングス株式会社、東京電力パワーグリッド株式会社「UHV電力設備の雷・開閉インパルスおよびAC高電圧試験法の開発と標準化」

これまでの受賞者リスト

電気科学技術奨励賞 贈呈式

第65回 電気科学技術奨励賞 贈呈式 当日レポート

第63回 電気科学技術奨励賞 贈呈式 記念集合写真
第63回 電気科学技術奨励賞 贈呈式 第65回電気科学技術奨励賞の楯

公益財団法人電気科学技術奨励会主催の第65回電気科学技術奨励賞贈呈式が、去る11月27日(月)に東京神田の学士会館において挙行されました。

電気科学技術奨励賞の制度は昭和27年に設立され(発足当時の名称は、オーム技術賞(英文名:OHM Technology Award))、昭和28年1月17日に第1回の贈呈式が行われました。爾来、毎年奨励賞の贈呈が行われ、本年で65回を数えました。平成5年10月から賞の公式名称を「電気科学技術奨励賞」に変更し、益々その内容を充実させ、今日に至っております。

電気科学技術奨励賞受賞者には、賞状並びに記念楯(雷神像青銅板入り)、副賞として助成金が贈呈されました。昭和46年にはオーム技術賞のうち特選1件に対し科学技術庁長官奨励賞(現、文部科学大臣賞)を授与することになり、また平成16年からは株式会社オーム社創立90周年を記念して、特選に次ぐ1件に対し、電気科学技術奨励会会長賞を贈呈することにし、電気界のみならず科学技術各界から一段と注目を浴びるようになりました。

第65回電気科学技術奨励賞には推薦候補として、全国から63件、156名の応募がありました。9月8日(金)に行われた最終審査委員会において推薦受賞候補の中から33件、85名の贈賞対象者を決定しました。全奨励賞受賞者の中からパナソニックセミコンダクターソリューションズ株式会社、パナソニック・タワージャズセミコンダクター株式会社の「FeRAM内蔵非接触ICカード量産化に貢献した強誘電体メモリの開発と実用化」が特選1件となり文部科学大臣賞に輝きました。さらに特選に次ぐ1件として、東京電力ホールディングス株式会社、東京電力パワーグリッド株式会社の「UHV電力設備の雷・開閉インパルスおよびAC高電圧試験法の開発と標準化」が電気科学技術奨励会会長賞を受賞しました。

ちなみに、第1回から第65回までのトータル授賞件数は1,805件、受賞者数は延べ4,045名に達しました。

学士会館で行われた贈呈式は、菊花薫る快晴の11月27日(月)午後4時30分に開始され、当会安田 浩会長の式辞のあと審査結果の報告が行われました。続いて授賞者全員に電気科学技術奨励賞の賞状と雷神像の楯、副賞(賞金)の授与があり、引き続いて文部科学大臣賞の授与、電気科学技術奨励会会長賞の授与と進み、ご来賓の祝辞(文部科学大臣、総務大臣、資源エネルギー庁長官、国土交通省大臣官房審議官)が披露されました。その後、全受賞者を代表して、文部科学大臣賞のパナソニックセミコンダクターソリューションズ・三河 巧氏が答辞を読み上げ、続いて大臣賞受賞作の内容が同三河氏から解説され、贈呈式は滞りなく終了しました。

贈呈式終了後、会長、理事長、ご来賓、受賞者(同伴者、お子様を含む)、審査委員を交えての記念集合写真の撮影を行い、祝賀パーティーが開催されました。

祝賀パーティーは贈呈式とは一変した和やかな雰囲気で午後6時から開始され、冒頭、当会の横山理事長から、当会発足から65年間に亘り当財団へ多大なるご支援を賜っている株式会社オーム社代表取締役社長・村上和夫氏に感謝状と記念品の贈呈が行われました。続いて本会理事長の開会の挨拶と乾杯の音頭でスタートしました。乾杯に続き、参加者の和やかな懇談が進む中で、千代田区長・石川雅己氏、元衆議院内閣調査会次席・鎌田隆一氏の祝電が披露されました。19時過ぎに中締めの挨拶として、当会の早野敏美顧問から、有力スポンサーである株式会社オーム社への御礼の後、三本締めで祝賀会は華やかなうちにフィナーレを迎えました。当日190余名を数えた参加者は、それぞれ思い思いに歓談され、同伴者ともども受賞を喜び合いまいた。

公益財団法人電気科学技術奨励会は、電気科学技術奨励賞を主事業として、今後も次世代を担う電気科学技術を支える研究者、技術者、教育者の顕彰と支援、また内閣府及び文部科学省の傘下にあって科学技術立国を目指す人材の育成を通して社会貢献に努めてまいりたいと存じます。



  • 式典を待つ会場風景
  • 式辞を述べる安田会長
  • 代表者への奨励賞の授与(安田会長)
  • 受賞者への奨励賞の授与
  • 文部科学大臣賞の授与
  • 奨励会会長賞の授与
  • 大臣賞受賞作の内容解説
  • 横山理事長によるパーティー挨拶
  • パーティー風景

For Student 未来の研究者・技術者の育成のために

電気科学技術奨励学生賞とは

概要

電気科学技術奨励学生賞は、日本国内で開催される国際会議において、優秀な論文を発表した大学院生・大学生を対象に顕彰します。主に電気系5学会(電気学会、電子情報通信学会、情報処理学会、映像情報メディア学会、照明学会)のご推薦をいただきながら、毎年10人程度を上限に賞状と研究助成金を贈呈するものです。なお、電気系5学会以外の学生が参加を認められている電気関連国際会議がありましたらご紹介いただきたいと存じます。

電気科学技術奨励学生賞 賞状 電気科学技術奨励学生賞 賞状

これまでの受賞者

年度(回数) テーマ 表彰人数
平成28年度
(第10回)
電気機器及びシステムの分野における国際会議
(ICEMS 2016)
8件、8名
(国内の学生5名、海外の学生3名)
ディスプレイ国際ワークショップ(IDW '16) 1件、1名
(国内の学生1名)
平成27年度
(第9回)
ディスプレイ国際ワークショップ(IDW '15) 1件、1名
(国内の学生1名)
平成26年度
(第8回)
ディスプレイ国際ワークショップ(IDW '14) 2件、2名
(国内の学生1名、海外の学生1名)
パワーエレクトロニクスに関する国際会議
(IPEC - Hiroshima 2014)
3件、3名
(国内の学生2名、海外の学生1名)
平成25年度
(第7回)
ディスプレイ国際ワークショップ(IDW '13) 2件、2名
(国内の学生1名、海外の学生1名)
平成25年度
(第6回)
ソフトウェアプロダクトラインに関する国際会議(SPLC) 3件、3名
(国内の学生1名、海外の学生2名)
平成24年度
(第5回)
電気機器及びシステムの分野における国際会議(ICEMS) 4件、4名
(国内の学生3名、海外の学生1名)
平成24年度
(第4回)
民生用電子技術に関する国際会議(IEEE GCCE 2012) 5件、5名
(国内の学生3名、海外の学生2名)
平成23年度
(第3回)
誘電・絶縁材料に関する国際会議(ISEIM 2011) 10件、10名
(国内の学生4名、海外の学生6名)
平成22年度
(第2回)
パワーエレクトロニクスに関する国際会議
(IPEC-Sapporo 2010)
10件、10名
(国内の学生5名、海外の学生5名)
平成21年度
(第1回)
電気機器及びシステムの分野における国際会議(ICEMS) 9件、9名
(国内の学生6名、海外の学生3名)

平成21年〜平成28年までの学生賞受賞者分布

学生賞受賞者分布

●国内外の国別受賞者数
(平成29年3月31日 現在)

  • 日本 30名
  • 中国 5名
  • アメリカ 2名
  • スウェーデン 2名
  • マレーシア 3名
  • フランス 1名
  • オランダ 1名
  • デンマーク 1名
  • バングラデシュ 1名
  • タイ 1名
  • ベトナム 1名
  • フィリピン 1名
  • 台湾 1名
  • 韓国 1名
  • ドイツ 2名

●国内の都道府県別受賞者数
(平成29年3月31日 現在)

  • 東京 11名
  • 大阪 5名
  • 愛知 3名
  • 新潟 2名
  • 宮城 1名
  • 岐阜 1名
  • 広島 1名
  • 福岡 1名
  • 長崎 2名

電気科学技術奨励学生賞 贈呈式

平成28年度電気科学技術奨励学生賞の贈賞式を開催

表彰された8名の受賞者 表彰された8名の受賞者

平成28年度電気科学技術奨励学生賞として、ICEMS2016(the 19th International Conference on Electrical Machines and Systems : 電気機器及びシステムの分野における国際会議)が平成28年11月13日より16日まで、アパホテル&リゾート東京ベイ幕張ホール(千葉県・千葉市)で開催された。この会議は電気学会産業応用部門主催のICEMSとして、日本、韓国、中国の電気学会の共催により各国持ち回りで開催されている。2016年は日本が開催国であった。

今回、磁界解析セッションのオーラル発表では多くの発表が銅損・交流抵抗関係であり、磁界解析において素線損失計算が大きな課題であると再認識させられた。ポスターセッションでは、電機機器の制御に関する研究内容が多数報告されていた。これから制御シュミレータとJMAGの連成解析のニーズがさらに高まってくると感じられる。

当法人は、この会で優秀な論文を発表した主として内外の大学院生に対して、賞状及び研究助成金を贈呈している。今回は日本の大学院生5名(芝浦工業大学、千葉工業大学、中部大学、大阪府立大学、長崎大学)、ドイツの大学院生2名、中国の大学院生1名の計8名が受賞された。

贈賞式は、11月15日(火)18:00から行われたバンケットの会場で、論文委員長の中部大学・廣塚 功先生の紹介で、全員が壇上に参集し、賞状と研究助成金を受け取った。会場は総立ちになり、バンケット会場には歓声と拍手がこだまし、若者に喜びのエールが送られた。


  • バンケット会場風景
  • 電気科学技術奨励学生賞の表彰
  • アトラクション(和太鼓の演奏)


平成28年度IDW'16(ディスプレイ国際アジア地区合同ワークショップ)贈賞式

一般社団法人 映像情報メディア学会(会長・濱田泰人氏)主催のIDW'16の贈呈式が、4月21日(金)に東京都港区芝公園の機械振興会館会議室において実施されました。同賞の今回の受賞者は東北大学大学院 本田秀一氏が選出されました。授賞式には指導教官の石鍋隆宏准教授も出席し、賞状と研究助成金の授与にも立会われ表彰を祝っていました。

なお、本田氏の研究テーマは、湾曲時においても高品質な画像表示が可能なフレキシブル液晶ディスプレイの実現を目指すというものでした。



平成28年度 電気科学技術奨励学生賞 受賞者の声

この度は、ICEMS2016において電気科学技術奨励学生賞を受賞させて頂き、とても嬉しく思います。
私の研究は、現在幅広く利用されている永久磁石同期モータを対象としており、制御技術の更なる高性能化を目標にして、日々の研究に取り組んできました。この研究はまだ基礎検討段階であり、課題も多いですが、今回の様な学生賞を受賞できることは、私にとって励みとなると共に、もっと社会に貢献できるよう気を引き締めて研究に取り組まなければならないと気を引き締める次第です。
授賞に際し、多大な助言を頂きました赤津観教授に感謝するとともに、研究室の先輩、同期、そして後輩に改めて感謝いたします。

芝浦工業大学 
米山勝也

【左】受賞者の米山勝也さん



平成28年度 電気科学技術奨励学生賞 受賞者の声

この度は、電気科学技術奨励学生賞という栄誉ある賞を頂き、誠に光栄に存じます。
本研究を高く評価していただき、本賞にご選定いただきました選考委員の方々をはじめ、奨励会関係者の方々に厚く御礼申し上げます。本研究を進めるにあたり、懇切丁寧なご指導を賜りました諸先生方、ならびに、生活面で支えてくださった家族に深く感謝致します。
この授賞を励みとし、少しでも電気科学技術分野の発展に寄与できるよう、今後も研究活動に邁進していく所存であります。誠にありがとうございました。

中部大学大学院
工学研究科電気電子工学専攻
尾崎 真

【中央】受賞者の尾崎真さん



平成28年度 電気科学技術奨励学生賞 受賞者の声

この度は、電気科学技術奨励学生賞という名誉ある賞を頂き、誠に嬉しく、光栄に思います。
本研究についてご支持を頂きました関係者の皆さまに厚く御礼申し上げます。また、本研究を進めるにあたり、手厚いご指導とご助言を賜りました本研究室の諸先生方に深く感謝いたします。
今後は、本研究のテーマである、湾曲時においても高品質な画像表示が可能なフレキシブル液晶ディスプレイの実現を目標として、より一層研究に邁進すると共に、電気科学分野の発展に少しでも貢献できるよう努めたいと考えます。

東北大学大学院
工学研究科 電子工学専攻
本田秀一

【左】受賞者の本田秀一さん 右は指導教官の石鍋隆宏准教授(博士(工学))