電気科学技術奨励賞についてAwards

電気科学技術奨励賞とは

募集規定

対象者 電気科学技術分野に関する発明、研究・実用化、ソフトウェア開発、教育等で優れた業績を上げ、原則として職歴5年以上を有する方。
募集部門 電力分野、産業・交通分野、民生機器分野、情報・通信分野、教育分野。
贈賞 ●電気科学技術奨励賞
賞状、記念楯(雷神像青銅板入)、助成金を贈賞。(昨年度33件)
●文部科学大臣賞
全受賞者の中から特選1件に贈賞。
●電気科学技術奨励会会長賞
全受賞者の中から準特選1件に贈賞。
締切 平成30年6月29日(金)必着(毎年、原則として6月末締切)
受賞発表 平成30年10月中旬
応募方法 特定推薦書用紙を使用し、郵送にてご応募下さい。

これまでの受賞者

平成30年度(第66回)までの授賞件数・受賞者数

  • 授賞件数1,829
  • 受賞者数4,108

平成30年度(第66回)の授賞件数は24件、63名が受賞されました。

●平成30年度 文部科学大臣賞
株式会社日立製作所、株式会社日立ハイテクノロジーズ「最先端半導体微細パターンの高精度計測を実現する走査型電子顕微鏡の回路ノイズ相殺と帯電抑制技術の開発」
●平成30年度 電気科学技術奨励会会長賞
日本電気株式会社「低電力NanoBridge-FPGAの開発と実用化」

これまでの受賞者リスト

電気科学技術奨励賞 贈呈式

第66回 電気科学技術奨励賞 贈呈式 当日レポート

公益財団法人電気科学技術奨励会主催の第66回電気科学技術奨励賞贈呈式が、去る11月14日(水)に東京神田の学士会館において挙行されました。

電気科学技術奨励賞は昭和27年に設立され(発足当時の名称はオーム技術賞)、昭和28年1月17日に第1回の贈呈式が行われました。爾来65年間、毎年贈呈が行われ、今年で66回を数えることとなりました。

平成5年10月から賞の公式名称を「電気科学技術奨励賞」として、益々その内容を充実させ、今日に至っております。

電気科学技術奨励賞受賞者には、賞状ならびに記念楯(雷神像青銅板入)、副賞として助成金が贈呈されます。

平成13年には,電気科学技術奨励賞のうち,特選1件に対し文部科学大臣奨励賞(平成12年までは科学技術庁長官奨励賞,現在は文部科学大臣賞)が交付されることになり,また平成16年からは,株式会社オーム社の創立90周年を記念して,特選に次ぐ優秀作1件に対し,電気科学技術奨励会会長賞を贈呈することにし,電気界のみならず科学技術各界から一段と注目を浴びるようになりました。

  • 記念集合写真記念集合写真
  • 会場受付に展示された記念楯と奨励賞賞状のレプリカ会場受付に展示された記念楯と奨励賞賞状のレプリカ

第66回電気科学技術奨励賞には、推薦候補として全国から46件、119名の応募がありました。9月7日(金)に行われた最終審査委員会において、推薦受賞候補の中から24件、63名の電気科学技術奨励賞受賞者を決定しました。全受賞者の中から、株式会社日立製作所、株式会社日立ハイテクノロジーズの「最先端半導体微細パターンの高精度計測を実現する走査型電子顕微鏡の回路ノイズ相殺と帯電抑制技術の開発」が特選1件として選ばれ、文部科学大臣賞に輝きました。さらに、特選に次ぐ1件として、日本電気株式会社の「低電力NanoBridge-FPGAの開発と実用化」が電気科学技術奨励会会長賞を受賞しました。

ちなみに、第1回から第66回までのトータル授賞件数は1,829件、受賞者数は延べ4,108名に達しています。

菊薫る秋の11月14日(水)、東京の学士会館で行われた贈呈式は、午後4時30分に開始され、当会の安田浩会長が式辞を述べ、さらに審査委員会委員長として審査結果の報告を行いました。

その後、受賞者全員に電気科学技術奨励賞の賞状と雷神像の楯、副賞(賞金)の授与があり、引き続いて文部科学大臣賞の授与、電気科学技術奨励会会長賞の授与と進み、ご来賓の祝辞(文部科学大臣、総務大臣、国土交通省大臣官房技術総括審議官、経済産業省資源エネルギー庁長官)が披露されました。

祝辞の後、全受賞者を代表して、文部科学大臣賞受賞の株式会社日立製作所・李ウェン氏が答辞を読み上げ、続いて大臣賞受賞作の内容が、株式会社日立ハイテクノロジーズ・川野源氏から解説され、贈呈式は滞りなく終了しました。

  • 式典を待つ会場風景
  • 式辞を述べる安田会長
  • 代表者への奨励賞の授与
  • 受賞者への奨励賞の授与
  • 文部科学大臣賞の授与
  • 奨励会会長賞の授与
  • 文部科学大臣祝辞
    (代読・佐々木昭吉 文部科学省研究振興局振興企画課奨励室長)
  • 総務大臣祝辞
    (代読・坂中靖志 総務省国際戦略局技術政策課長)
  • 国土交通省大臣官房技術総括審議官祝辞
    (代読・生駒豊 国土交通省総合政策局技術政策課技術開発推進室長)
  • 経済産業省資源エネルギー庁長官祝辞
    (代読・鍋島学 経済産業省資源エネルギー庁電力・ガス事業部電力需給・流通政策室長)
  • 受賞者代表による答辞
  • 文部科学大臣賞受賞作の内容解説

贈呈式終了後、会長、理事長、ご来賓、受賞者(同伴者、お子様を含む)、審査委員を交えての記念集合写真の撮影を行った後、引き続き、午後6時から祝賀パーティーが開催されました。

祝賀パーティーは、当会の横山理事長の開会の挨拶と乾杯の音頭でスタートしました。乾杯の後、贈呈式の厳粛さとは一変し、和やかな雰囲気の中で参加者の懇談が進みました。祝賀パーティーが半ばに差しかかる頃、千代田区長・石川雅己氏、元衆議院内閣調査室次席・鎌田隆一氏の祝電が披露されました。

19時過ぎ、当会の早野敏美顧問の音頭により三本締めが執り行われ、祝賀パーティーは華やかなうちにフィナーレを迎えました。当日160余名を数えた参加者は、それぞれ思い思いに歓談され、同伴者ともども受賞を喜び合いまいた。

公益財団法人電気科学技術奨励会は、電気科学技術奨励賞を主事業として、今後も次世代を担う電気科学技術を支える研究者、技術者、教育者の顕彰と支援を行い、また内閣府および文部科学省の傘下にあって科学技術立国を目指す人材の育成を通して社会貢献に努めてまいりたいと存じます。

  • 横山理事長によるパーティー挨拶
  • 祝賀パーティー風景

For Student 未来の研究者・技術者の育成のために

電気科学技術奨励学生賞とは

概要

電気科学技術奨励学生賞は、日本国内で開催される国際会議において、優秀な論文を発表した大学院生・大学生を対象に顕彰します。主に電気系5学会(電気学会、電子情報通信学会、情報処理学会、映像情報メディア学会、照明学会)のご推薦をいただきながら、毎年10人程度を上限に賞状と研究助成金を贈呈するものです。なお、電気系5学会以外の学生が参加を認められている電気関連国際会議がありましたらご紹介いただきたいと存じます。

電気科学技術奨励学生賞 賞状 電気科学技術奨励学生賞 賞状(一例)

これまでの受賞者

年度(回数) テーマ 表彰人数
平成30年度
(第12回)
パワーエレクトロニクスに関する国際会議
(IPEC-Niigata 2018)
5件、5名
(国内の学生2名、海外の学生3名)
平成29年度
(第11回)
ディスプレイ国際ワークショップ(IDW '17) 2件、2名
(国内の学生1名、海外の学生1名)
平成28年度
(第10回)
電気機器及びシステムの分野における国際会議
(ICEMS 2016)
8件、8名
(国内の学生5名、海外の学生3名)
ディスプレイ国際ワークショップ(IDW '16) 1件、1名
(国内の学生1名)
平成27年度
(第9回)
ディスプレイ国際ワークショップ(IDW '15) 1件、1名
(国内の学生1名)
平成26年度
(第8回)
ディスプレイ国際ワークショップ(IDW '14) 2件、2名
(国内の学生1名、海外の学生1名)
パワーエレクトロニクスに関する国際会議
(IPEC - Hiroshima 2014)
3件、3名
(国内の学生2名、海外の学生1名)
平成25年度
(第7回)
ディスプレイ国際ワークショップ(IDW '13) 2件、2名
(国内の学生1名、海外の学生1名)
平成25年度
(第6回)
ソフトウェアプロダクトラインに関する国際会議(SPLC) 3件、3名
(国内の学生1名、海外の学生2名)
平成24年度
(第5回)
電気機器及びシステムの分野における国際会議(ICEMS) 4件、4名
(国内の学生3名、海外の学生1名)
平成24年度
(第4回)
民生用電子技術に関する国際会議(IEEE GCCE 2012) 5件、5名
(国内の学生3名、海外の学生2名)
平成23年度
(第3回)
誘電・絶縁材料に関する国際会議(ISEIM 2011) 10件、10名
(国内の学生4名、海外の学生6名)
平成22年度
(第2回)
パワーエレクトロニクスに関する国際会議
(IPEC-Sapporo 2010)
10件、10名
(国内の学生5名、海外の学生5名)
平成21年度
(第1回)
電気機器及びシステムの分野における国際会議(ICEMS) 9件、9名
(国内の学生6名、海外の学生3名)

平成21年〜平成28年までの学生賞受賞者分布

学生賞受賞者分布

●国内外の国別受賞者数
(平成30年5月31日 現在)

  • 日本 34名
  • 中国 6名
  • アメリカ 3名
  • スウェーデン 2名
  • マレーシア 3名
  • フランス 1名
  • オランダ 1名
  • デンマーク 1名
  • バングラデシュ 1名
  • タイ 1名
  • ベトナム 1名
  • フィリピン 1名
  • 台湾 1名
  • 韓国 1名
  • ドイツ 2名
  • インドネシア 1名

●国内の都道府県別受賞者数
(平成30年5月31日 現在)

  • 東京 14名
  • 大阪 5名
  • 愛知 3名
  • 新潟 3名
  • 宮城 1名
  • 岐阜 1名
  • 広島 1名
  • 福岡 1名
  • 長崎 2名

電気科学技術奨励学生賞 贈呈式

平成30年度電気科学技術奨励学生賞の贈賞式を開催

表彰された8名の受賞者 受賞者(5名)と事務局長(当時、右)

平成30年度電気科学技術奨励学生賞として、IPEC-Niigata 2018(2018 International Power Electronics Conference, IPEC-Niigata 2018 -ECCE Asia- : パワーエレクトロニクスに関する国際会議)が平成30年5月20日より24日まで、ANAクラウンプラザホテル新潟(新潟県・新潟市)で開催された。この会議は電気学会産業応用部門主催のIPECとして、日本、韓国、中国の電気学会の共催により各国持ち回りで開催されている。2018年は日本が開催国であった。

当法人は、この会で優秀な論文を発表した主として国内外の大学院生に対して、賞状及び研究助成金を贈呈している。今回は日本の大学院生2名(長岡技術科学大学、東京理科大学)、インドネシアの大学院生1名、中国の大学院生1名、アメリカの大学院生1名の計5名が受賞された。

贈賞式は、5月24日(木)19:00から行われたバンケットの会場で、論文委員長の宇都宮大学・船渡寛人先生の紹介で、全員が壇上に参集し、賞状と研究助成金を受け取った。会場は総立ちになり、バンケット会場には歓声と拍手がこだまし、若者に喜びのエールが送られた。


  • バンケット風景(参加者は約1,000名)
  • 賞状の授与
  • 表彰者リストの紹介


平成29年度IDW'17(ディスプレイ国際アジア地区合同ワークショップ)贈賞式

一般社団法人 映像情報メディア学会(会長・川添雄彦氏)主催のIDW'17の贈呈式が、6月5日(火)、6月6日(水)に東京都港区芝公園の機械振興会館会議室において実施されました。同賞の今回の受賞者は千葉大学大学院 梁壮氏と神奈川工科大学 金澤宏介氏の2名が選出されました。6月5日(火)の授賞式には梁壮氏の指導教官の小林範久教授が、また6月6日(水)の金澤宏介氏の授賞式には指導教官の奥村万規子教授も出席し、賞状と研究助成金の授与にも立会われ表彰を祝っていました。

なお、梁氏の研究テーマは、電子ペーパーのカラー化に関する内容のもの、さらに金澤氏の研究テーマは、ラインディスプレイの点滅制御の最適化に関するものでした。



平成30年度 電気科学技術奨励学生賞 受賞者の声

この度は、IPEC-Niigata 2018にて電気科学技術奨励学生賞という栄誉ある賞を頂きまして、誠に光栄でございます。
本論文の査読、評価をしてくださったIPEC関係者の方々並びに奨励会関係者の方々に御礼申し上げます。また、本研究の第一著者である近藤健史氏、第二著者である稲葉豪氏、及び熱心かつ丁寧なご指導を頂きました小泉裕孝教授らに深く感謝致します。
今後とも電気科学技術分野の発展に少しでも寄与できるよう、日々研究に邁進していく所存でございます。
改めまして、ありがとうございました。

東京理科大学大学院
工学研究科 電気工学専攻
酒井義知

【左】受賞者の本田秀一さん 右は指導教官の小泉裕孝教授


平成29年度 電気科学技術奨励学生賞 受賞者の声

この度は、IDW’17において電気科学技術奨励学生賞を受賞させて頂き、非常に嬉しく、光栄に存じております。
本賞に推薦および選考を頂いた関係者の皆様に厚く御礼申し上げます。また、研究を進めるにあたり、ご指導を賜りました本研究室の小林範久教授および中村一希准教授に深く感謝いたします。
今後は、本研究のテーマである、フルカラー表示の電子ペーパーの実現を目標として、より一層研究を進めるとともに、電気科学分野の発展に少しでも貢献できるよう頑張りたいと考えております。

千葉大学大学院
融合科学研究科 情報科学専攻
梁 壮

【左】受賞者の米山勝也さん 左は指導教官の小林範久教授


平成29年度 電気科学技術奨励学生賞 受賞者の声

この度は、電気科学技術奨励学生賞という名誉のある賞を頂き、誠に光栄に思います。このような名誉のある賞を頂けるというのは、努力が報われた瞬間と言っても過言ではなく、研究の励みになり、今後の活動にも意欲が湧いてきます。
本研究を高く評価して下さった電気科学技術奨励会や映像情報メディア学会関係者の皆様に厚く御礼を申し上げます。
研究を進めるにあたり、親身になって指導してくれた奥村教授や貴重なご意見を下さった教授方には深く感謝致します。また、協力してくれた同期や後輩に改めて感謝致します。誠にありがとうございました。

神奈川工科大学大学院
工学研究科 電気電子工学専攻
金澤宏介

【左】受賞者の米山勝也さん 左は指導教官の奥村万規子教授