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鈴鹿サーキット国際レーシングコースで電気自動車全国大会

2016年8月17日 掲載

競技中の模様 競技中の模様 表彰式での横山先生(左端) 表彰式での横山先生(左端)

充電式単3電池40本を動力源に競う電気自動車の祭典
―横山 明彦氏(パワーアカデミー大学検討委員会委員長)が贈賞式に出席―

充電式単3電池40本を動力源とする車両で、鈴鹿サーキット国際レーシングコース(一周5.807km)でのカテゴリーKV-40チャレンジ全国大会が、8月7日(日)に開催された。

主催は、株式会社モビリティランドであるが、パワーアカデミー(電気工学を基盤とする産学連携組織)が協賛した。三重県鈴鹿市の鈴鹿サーキットに「2016Ene‐1 GP SUZUKA」と称して、全国から92チーム(一般部門、大学・高専・専門学校部門、高等学校部門、中学生部門)と多彩な顔ぶれが出場した。

競技は、思い想いの車両に、充電式単3電池40本をパワーの源として、創意工夫したマシンで、一周5.807kmのタイムアタックを3回行い、その合計タイムを競いあった。アップダウンが激しい(高低差約40m)、車体に負担がかかるカーブが連続する鈴鹿サーキットを攻略するには、登りと下りのエネルギーバランスを考えながらの運転やタフな車体づくりが勝敗のカギとなった。2016の最速タイムは3周合計17分47秒515となった。

優勝チーム他の成績は、下記の通りである。特別賞のパワーアカデミー賞贈賞のため、横山明彦氏(パワーアカデミー大学検討委員会委員長・東京大学大学院教授・公益財団法人電気科学技術奨励会理事長)が酷暑の中、出席された。